起業体験と企業体験と学校の学びのあり方

KOCHI STARTUP PARKの起業サロンに参加してきたので、そこから教育に関わる者として感じたことについて書いておくことに。

ビジネスパーソン同士の交流の必要性

ビジネスをはじめるまでの要点箇所を総体験!「起業体験ワークショップ」ということで、参加してきました。企業自体が少なく、これといった大企業がないのが高知の特徴でもあるのですが、社会人教育の場面として、こうした社会人向け(学生でもいいんだけど)ワークショップの場があること自体が、都心で社会人をしていたものとしては非常にありがたいものだと感じます。理由としては、「他の団体に所属する社会人と出会って対話できる」から。ここでいう「対話」というのは、議論とは異なるもので、

「議論」=<雰囲気:緊迫したムード>+<話の中身:真剣>

「対話」=<雰囲気:自由なムード>+<話の中身:真剣>

「雑談」=<雰囲気:自由なムード>+<話の中身:たわむれ>

ご機嫌な職場 酒井穣著 東洋経済新報社から引用

であり、高知県人の県民性から対話ができるのだが、その場が多くないように感じていた。自分が起業をするのかは不確定な部分も多いが、このような場で脳みそのストレッチすることは仕事を進めていく上では必要なものだから。ぜひとも、高校生や大学生は起業するしないに関わらず、こういった場に足を運んでもらいたい。受験勉強だとかで時間を浪費するよりも、有意義な時間の投資であるし、高知県のいいところとして、こういった場に高校生(いや中学生)でも参加することは誰も拒んだりしないので。

起業体験と企業での体験

都心部の大きな企業でサラリーマンしていたので、起業とは無縁と思っていたんですが、企業内での新規事業・新規コンテンツの立ち上げなんかにとても良く似たものでした。新しい価値を生み出そうとするときに検討する手法として、KJ法だったりリーンキャンバスだったり、行うフレームは大体同じ。今回ワークショップでは触れていなかったですが資金調達方法は起業の場合どこから引っ張ってくるのかが問題になりますが、企業内でも思考方法は同じようなものになるんだなと、体感できたことは大きかったことです。子どもたち世代は「起業なんてしないから関係ない」と思ってしまうかもしれませんが、彼らの生きていく世の中には0から1の価値を生み出す必要があるし、それは会社勤めをしても必ず必要になってくるものだったし、僕自身が振り返っても、こういった体験しておいたら、会社勤めも違う視点から見れたかもなと。といわけで、ぜひ中学高校生ぐらいから、こういった経験に触れてみるのがいいかなと。何度も言いますが、高知の県民性として、それを拒むことはないだろうから。

高校生が中心になってやっているビジネスコンテストみたいなのがありますが、リアルな大人と触れることがとても大事。高校生だけの小さな世界ではなく、リアルな大人に接して、世の中の不合理なこと、自分の世界観がとても狭いことを肌で感じる必要もあるので。その場にいてみないとわからないことたくさんあります。

成功の80%はその場に姿を現すことだ。 ウディ・アレン

また、より思ったのは、こういう場に教員的な人がほぼいないこと。社会で働くということがどういうことかもわからないまま進路指導するのって、やっぱり難しいだろうと感じるし、見当違いなことを生徒に伝えているかもって不安になるわけで。様式美や決まった正答が求められているわけではなく、「あなたの考え」を求められる時代になっていることに対して、アンテナの感度を高くしておかないと次世代の子どもたちにマイナスの影響しかないと改めて感じている。

とさエデュをリアルな場として設置するなら、こういった学校教育の呪縛を取り除く新しい学びのスペースとして開設してもいいかなとも。まずは個人的なサポートかな。

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