プログラミングを入試にという危うさについて

2018年5月17日のニュース記事に

プログラミングなどに関する「情報科目」を国語や英語と並ぶ基礎的科目として大学入試に追加する方針を表明した。

とありました。

プログラミングの概念はとても大切な学びのあり方だとは思います。論理的に指示してモノゴトを動かすというのは、どんな仕事であっても大事な考え方ですので。ただ、そのためにはもっと基本的なことが必要ですし、エライ人たちは「プログラミングできる人=プログラム言語を巧みに扱う人」という少しプログラム教育の観点からずれちゃっているのではないかなと思ってしまいます。教育に取り入れようとしているプログラミングってそんな単純なもんじゃないです。

まず、プログラミングを使いこなすには論理的に思考できるのか必要となっています。数学的な考え方が基本的に必要です。

小学校で掛け算の順序や途中式を書くとダメとかいろいろな問題を醸し出している超算数が話題になっている小学校教育がある状況で、数学的な考え方が幼少期に身につくはずもないなと感じる次第です。

これしか答えがないということはプログラミングにはなく、いろんなアプローチで解があるので、日本の教育界が苦手としているところなので、社会全体で考えていかないといけない部分だと感じています。

次に、表現の部分。日本語ですら感情をこめずにロジカルに述べることを苦手とする教育界です。作文の書き方ですら、「思ったことを素直に書きましょう」としか指導しないのが学校の現状です。結論を述べ、その理由をかき出し、だからこそ結論に至っているのだという文章を書くことがそもそも苦手。その思考トレーニングから始めないと、プログラミングにはいきつけないのですが。。。なんだかとても簡単に入試に取り入れようとしているので、本質を外さないように教育界の中にいる人として注意していこうと思います。

なんだかよくわかんないことに振り回されるよりも、お子さんにプログラミングをとお考えの保護者の方は、お子さまにPCを1台与えて、マインクラフトを楽しくプレイさせるのが一番効果的だと思っていますが。

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