刺さるマンガ「ブルーピリオド」

いいマンガなので、ぜひ何度も読んでもらいたいのです。4巻まで発売されております。特に中高生あたりに読んでもらいたい。進路のこととか、もやっと悩んでいる人におススメ。

成績優秀、世渡り上手。

飲酒喫煙夜遊び好きで人望もあるリア充高校生男子が

なぜか絵を描く喜びに目覚めた!?

美大を目指して青春を燃やすスポコン受験物語が開幕!

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス) 山口つばさ 裏表紙より

ブルーピリオド2巻の刺さる言葉たち

美術なんてできない教員です。技術的なこととか、芸術的なこととか、そんなことはわからないです。このマンガは、進路というか、何をしたらいいか迷う時期にこそ、器用貧乏なリア充の八虎が悩む姿から、「あぁ、迷っていいんだな」と立ち止まってモヤモヤ考えるきっかけを与えてくれるんじゃないかなと。そんな感じで名言が数々あるのですが、特に2巻の名言たちが突き刺さります。

まずは ”自分が何を好きか知ること” 
(大場先生が八虎へアドバイス)

お前本質を何もわかってない
(絵のうまい世田介が八虎へ言い放つ)

世間が良いっていうものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ
俺の ”好き” だけが俺を守ってくれるんじゃないのかなあ…!
(女装男子鮎川が振られ嘆くシーンで)

俺の絵で全員殺す そのためならなんでもする
(八虎がムカムカと絵を描きながら)

ブルーピリオド(2) (アフタヌーンコミックス) 山口つばさ

読みながら20年も前のことを思い出すわけです。「あー、何かに没頭してたな」と。で、いまの生徒を見て(八虎を見て)思うのです。「そりゃ、情報がありすぎて没頭するのに迷うよな」と。

没頭することの必要性

中高生の時代までに好きなことに没入する体験が必要だと感じてます。無心で没頭する体験。自分の場合は、高校3年生の手前ぐらいで、教育に興味が湧いて、受験勉強そっちのけで、教育に関する本を読み漁る。小論文が必要かもってことで、予備校の人文系の小論文の授業にはまる。2週に1つのペースで小論文を提出すればいいのに、2週に2本ペースで文章を書き始める。(あ、読書感想文とか書くのも大嫌いな高校生だったんですけどね)

教員を志望したことの振り返りでも書いたけど、いま振り返るとよくわからない衝動で、「自分の好き」が理科と教育っぽいと信じて、ブレーキ壊して没頭してたんだと思うんです。理科の好きは自分の周囲の環境がそうさせたので、疑ってなかったんだけど、それに加えて何になりたいとか、教師になりたいとかそんなことは、ほぼ無しで、教育が「好き」って感覚があった。教える方法とか、そんなの無くて、教えるって行為そのものの難しさや、不完全な人間が不完全な人間を育てていくのに、片方がエラソーに話している滑稽なシステムが愛しくもあり、不思議でもあり興味深いという感覚(だった気がする)。

と、そんな感じで自分の青春時代の振り返りをさせてくれるブルーピリオドおススメです。

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