学びには「場」が大事
ふとしたことから、Life is Tech! と高知家のコラボITプログラミングキャンプの発表会の場を見学させてもらいました。あらためて、感じたのは学びには「場」が大事だと。

Life is Tech! って?
IT教育プログラムを提供している企業で、老舗。全国各地で、キャンプを主催していたり、企業とのコラボレーションに力を入れています。
教員向けプログラムも開催しているので、ちょっと興味があります。(が、今年はスケジュールが合わないな・・・)
プログラミングってハードルが高そう
そのあたりも工夫されていて、場づくりが圧巻でした。前で話す進行役に対して周りの学生(メンター)がガヤを入れたり、ツッコミを入れたりして、場が和みます。子どもたちの表情が柔らかくなり、発話しやすい雰囲気。子どもたちのいいところを最大限に引き出そうという工夫が随所に見られます。だからプログラミング初体験でも、積極的に取り組んでいけるんだろうなと。
プログラミングが取り入れられた目的ってのは、プログラミング的思考を大切にするんだと言われておりますが、それに加えて「自分で作ったものだからこそ、自信をもって他人に紹介ができる」ってところにあるんじゃないかと感じます。うちの息子くんもプログラミング教室に通っていますが、発表する際に、「こうしたらもっとよくなりそう」って改善する視点を入れていて、学びたいって姿勢をとても感じます。
学ぶ「場」を設計して見守ることの大切さ
大人がプログラミングのことわかってなくていいんですよ。きっと。どっちかっていうと、子どもがアウトプットする場を定めて、「すごいねー」と聞いてあげることなんじゃないかと。
今回、見学をしていた時に、Sugata MitraのTEDスピーチを思い出しました。PCを路上にセットしておくだけで、子どもたちが触って学んでって姿から、励ますことの大切さを語っています。そんな彼のスピーチの中で
The teacher sets the process in motion and then she stands back in awe and watches as learning happens.
と伝えているところがあります。学習が起こるのを待つことで、加速度的に子どもたちが学び始めることを設計しないといけないんだろうなと。そして、ジャマしないように、場の設計をして待つことが教師としての役割なんだろうなと。。。